私はインフラエンジニアと呼ばれる職種で仕事をしています。
コンピュータが発達した今の時代、どの企業のインフラもコンピュータによって成立しているといっても過言でありません。
企業の業務に必要となるインフラを作っています。具体的には、サーバーの設計と構築をしています。
サーバを立てる前にまず設計書を作ります。
1台のサーバを立てるために、たくさんのことを設計します。
どの通信を空けて、遮断して、など、サーバを立てる背景のようなネットワークの構成。
CPU、メモリ、HDDのスペックはこれくらいにして、IPは、サーバの名前は?台数は?とか、サーバ自体のパラメータ。
あとはサーバの中身。つまりOSの設計。OSは何で、各種パラメータはこうして、インストールするソフトウェアとインストール後のパラメータはこうする、、、、などなど。
そんなところまで書くの?というくらい、1台のサーバを立てるために細か~く設計します。気が遠くなりそうでもあります。
設計書をお客さんとレビューしてOKが出たら、構築に入っていきます。
構築したら、ちゃんと動くかテストをして問題なければ、晴れて世にリリースします。
今もこんな感じでシステムインフラの構築をやっています。
最近、仕事をしながらふと感じたことがあります。
設計がどんなに優れていても、構築しなければ何も作られない。(家の設計図は書いても実際建てなければ、家も作られませんよね。)
「構想」と「実践」ですね。
これと同じく、御言葉がどんなに素晴らしくても自分が行なわなければ、何も生み出すものがありません。
聞いても行なわなければ、それは結局御言葉を聞かなかったことと同じです。
御言葉を「聞いた」ことに満足して、実際の「実践」は追いついてなくて。
そうでありながら状況がよくなることばかりしきりに願っていた。
そういう矛盾を自分の中に見つけました。
設計書を書いたならその通りに構築してこそ実体を得ることができます。
御言葉も聞くだけで終わらせず、生活で実践すること。
Let’s Challenge!!