「へいわとせんそう」という絵本を読みました。谷川俊太郎さん作詩、Noritakeさん作画です。
100字に満たない短くてシンプルな言葉の中に非常に深いメッセージが込められています。
あるテーマについて「平和」と「戦争」の時にはどうなるかが綴られ、終盤は各テーマについて「味方」と「敵」から見た視点で綴られています。
「味方」が営む日常と「敵」が営む日常の風景は同じものでした。同じく朝日を見るし、それぞれ家族や愛する人がいますし、同じ人間です。
敵、味方という概念がありますが、自分の考えが「敵」というものを作ってしまってるのかなと感じました。当事者の視点から一歩引いてもっと大きな視点で見た時「敵」が敵でなくなります。
牧師先生がベトナム戦争に行った時、「敵」の後ろにその人の家族や愛する人がいることを考えたら手を出すことができませんでした。
前の記事で和睦する方法について御言葉で聞いたことを書きました。相手の短所でなく長所を見るときに仲睦まじくできるという話。人の短所を見て喧嘩ばかりしてた人がこの御言葉を学んで実践するなら、同じ過ちを犯さず平和にすることができます。
また、今週の御言葉で「神様の御心」についての話がありました。
御心は1つだけれども、成す時は様々な方法で成すので自分と他人のやり方が違うからって争ってはいけないという話がありました。頭である神様が御心を成す法則を学んで知ってこそこのことで争うこともなくなります。
小さな自分の視点にとらわれず、もっと大きな神様の考えで見ること。肢体の考えでなく頭の考えで見ること。
それが大切だと感じました。
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